全国の生活保護


愛媛県宇和島市の生活保護


生活保護とは、自分たちの能力や資産などを活用し、あらゆる手をつくしてもなお生活ができない場合に、憲法に定める最低限度の生活を保障するとともに、自立した生活が送れるように支援することを目的とした制度です。

主要項目


愛媛県宇和島市の概要

宇和島市は、愛媛県南西部に位置する人口約7万人の都市です。江戸時代には宇和島藩伊達氏10万石の城下町として栄え、宇和島城の天守は現存十二天守のひとつとして国重要文化財に指定されています。宇和海に面してリアス式海岸が広がり、ハマチや真鯛などの養殖漁業が盛んです。市内にはJR予讃線や予土線、松山自動車道が走っています。


愛媛県宇和島市の生活保護の手続

愛媛県宇和島市で生活保護を受けたい場合には、宇和島市福祉事務所(保護課)窓口で申請手続をすることが必要です。 申請後、ケースワーカーが生活保護法に基づく調査をした上で、おおむね2週間から1か月のうちに保護開始を決定します。 ただし、国の定める生活保護の基準に満たない場合には、生活保護が受けられない(申請が却下される)ことがあります。


宇和島市福祉事務所(保護課)の地図

宇和島市福祉事務所(保護課)
〒798-8601 愛媛県愛媛県宇和島市曙町1
電話番号:0895-49-7015
※ 代表番号の場合はオペレーターに「生活保護担当」と告げてください。

愛媛県宇和島市の生活保護の支給金額

愛媛県宇和島市は「3級地-2」と定められています。 保護費は自治体ごとに定められた級地と、世帯の人数、家族それぞれの年齢などによって異なります


たとえば、愛媛県宇和島市38歳の単身世帯の場合、

などからなる基本的な日常生活費をまかなうための「生活扶助」と、
住居の家賃や間代、地代、補修費用などに充てるための「住宅扶助」
とをあわせた保護費の金額は、次の表のように計算します。


愛媛県宇和島市在住 38歳の単身世帯の生活保護費
区分1か月当たりの基準額
生活扶助基準額(第1類)年齢別:20~40歳 38,950円×逓減率1.00
基準額(第2類)世帯人員:1人 27,790円
特例加算1,000円
経過的加算0円
住宅扶助愛媛県3級地32,000円
99,740円

※ この支給金額の表は令和5年10月1日改正の生活保護の基準をもとにしています。

※ 単身世帯で床面積15平方メートル以下の場合や特別基準額が適用される場合(通常の1.3倍までの範囲で増額)には、住宅扶助の限度額が上記の表とは異なります。


これらに加えて、

などがあります。


よりくわしくは次のページを参照してください。

3級地-2の生活扶助基準額 令和5年10月1日から新しい生活保護の基準が適用されます。……基準には級地による金額の違いが設けられており、3級地-2の場合は次のとおりです。

※ 実際にもらえる金額はさまざまな例外によって上記の表よりもさらに複雑ですので、くわしくは福祉事務所にお問い合わせください。


リバースモーゲージとは

リバースモーゲージとは、自宅を担保に入れて生活資金を借り入れ、そのまま持ち家に住み続けることができる制度です。ただし、借り入れをした人が亡くなったときには、担保となっていた不動産は処分され、借入金の返済が行われることになります。65歳以上の人の場合には、社会福祉協議会の「要保護世帯向け不動産担保型生活資金」を活用して、自宅を担保に生活資金の借入れができる可能性があり、その場合は生活保護に優先してこの制度を利用することになります。