全国の生活保護


広島県呉市の生活保護

生活保護とは、生活に困窮する人に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的とした制度です。


主要項目


広島県呉市の概要

呉市は、広島県の西南部にある人口およそ20万人の都市であり、地方自治法の中核市に指定されています。明治時代に海軍鎮守府が置かれ、戦後も海上自衛隊の呉地方隊の拠点となっています。造船や鉄鋼などの製造業のまちとしても知られます。市内には大和ミュージアム、音戸の瀬戸、呉市立美術館などの観光スポットがあります。


広島県呉市の生活保護の手続

広島県呉市で生活保護を受けたい場合には、呉市福祉事務所窓口で申請手続をすることが必要です。 申請後、ケースワーカーが生活保護法に基づく調査をした上で、おおむね2週間から1か月のうちに保護開始を決定します。 ただし、国の定める生活保護の基準に満たない場合には、生活保護が受けられない(申請が却下される)ことがあります。


呉市福祉事務所の地図

呉市福祉事務所
〒737-8501 広島県広島県呉市中央4丁目1番6号
電話番号:0823-25-3570
※ 代表番号の場合はオペレーターに「生活保護担当」と告げてください。

広島県呉市の生活保護の支給金額

広島県呉市は「1級地-2」と定められています。 保護費は自治体ごとに定められた級地と、世帯の人数、家族それぞれの年齢などによって異なります


たとえば、広島県呉市85歳の単身世帯の場合、

などからなる基本的な日常生活費をまかなうための「生活扶助」と、
住居の家賃や間代、地代、補修費用などに充てるための「住宅扶助」
とをあわせた保護費の金額は、次の表のように計算します。


広島県呉市在住 85歳の単身世帯の生活保護費
区分1か月当たりの基準額
生活扶助基準額(第1類)年齢別:75歳以上 38,690円 ×逓減率1.00
基準額(第2類)世帯人員:1人 27,790円
特例加算1,000円
経過的加算1,340円
住宅扶助中核市(呉市)35,000円 [注意]
103,820円

※ この支給金額の表は令和5年10月1日改正の生活保護の基準をもとにしています。

※ 単身世帯で床面積15平方メートル以下の場合や特別基準額が適用される場合(通常の1.3倍までの範囲で増額には、住宅扶助の限度額が上記の表とは異なります。


これらに加えて、

などがあります。


よりくわしくは次のページを参照してください。

1級地-2の生活扶助基準額 令和5年10月1日から新しい生活保護の基準が適用されます。……基準には級地による金額の違いが設けられており、1級地-2の場合は次のとおりです。

※ 実際にもらえる金額はさまざまな例外によって上記の表よりもさらに複雑ですので、くわしくは福祉事務所にお問い合わせください。


期末一時扶助費の取り扱い

期末一時扶助費は、12月から翌年1月にかけて引き続き生活保護を受ける人に対して、食費やその他雑費をまかなうための越年資金として支給されるものです。このため、もしも12月中に生活保護を停止又は廃止される場合には、期末一時扶助費は支給されません。