全国の生活保護


滋賀県大津市の生活保護


生活保護とは、その収入が国が定める最低生活費に満たない世帯に対して、不足する額を保護費として支給し、健康で文化的な最低限度の生活を保障するための制度です。

主要項目


滋賀県大津市の概要

大津市は、滋賀県の南西部にある人口およそ34万人の都市です。滋賀県の県庁所在地であり、地方自治法の中核市にも指定されています。天智天皇の時代に近江京が営まれたところで、延暦寺や日吉大社、園城寺、石山寺などの文化遺産も多く存在します。JR琵琶湖線、湖西線、京阪電気鉄道京津線、石山坂本線、名神高速道路などの交通インフラが整い、京都市内にも近いことから、多くの人口を抱えています。琵琶湖岸には大津港があり、ミシガンクルーズなどの観光船が就航しています。


滋賀県大津市の生活保護の手続

滋賀県大津市で生活保護を受けたい場合には、大津市福祉事務所窓口で申請手続をすることが必要です。 申請後、ケースワーカーが生活保護法に基づく調査をした上で、おおむね2週間から1か月のうちに保護開始を決定します。 ただし、国の定める生活保護の基準に満たない場合には、生活保護が受けられない(申請が却下される)ことがあります。


大津市福祉事務所の地図

大津市福祉事務所
〒520-8575 滋賀県滋賀県大津市御陵町3-1
電話番号:077-523-1234
※ 代表番号の場合はオペレーターに「生活保護担当」と告げてください。

滋賀県大津市の生活保護の支給金額

滋賀県大津市は「1級地-2」と定められています。 保護費は自治体ごとに定められた級地と、世帯の人数、家族それぞれの年齢などによって異なります


たとえば、滋賀県大津市48歳の単身世帯の場合、

などからなる基本的な日常生活費をまかなうための「生活扶助」と、
住居の家賃や間代、地代、補修費用などに充てるための「住宅扶助」
とをあわせた保護費の金額は、次の表のように計算します。


滋賀県大津市在住 48歳の単身世帯の生活保護費
区分1か月当たりの基準額
生活扶助基準額(第1類)年齢別:41~59歳 45,520円 ×逓減率1.00
基準額(第2類)世帯人員:1人 27,790円
特例加算1,000円
経過的加算0円
住宅扶助中核市(大津市)39,000円
113,310円

※ この支給金額の表は令和5年10月1日改正の生活保護の基準をもとにしています。

※ 単身世帯で床面積15平方メートル以下の場合や特別基準額が適用される場合(通常の1.3倍までの範囲で増額)には、住宅扶助の限度額が上記の表とは異なります。


これらに加えて、

などがあります。


よりくわしくは次のページを参照してください。

1級地-2の生活扶助基準額 令和5年10月1日から新しい生活保護の基準が適用されます。……基準には級地による金額の違いが設けられており、1級地-2の場合は次のとおりです。

※ 実際にもらえる金額はさまざまな例外によって上記の表よりもさらに複雑ですので、くわしくは福祉事務所にお問い合わせください。


冬期加算地域区分について

生活扶助費については、冬場の暖房代や灯油代に充てるため、地域に応じて冬季加算を上乗せして支給されます。この場合の冬期加算地域区分は、全国をⅠ区からⅥ区までの地域に分けたものであり、北海道や青森県、秋田県といった豪雪地帯は特にⅠ区として区分され、他の地域よりも支給される金額が手厚く設定されています。