全国の生活保護


静岡県熱海市の生活保護


生活保護とは、病気やけがのために働けなくなるなどして生活に困窮した世帯に対し、日本国憲法第25条の理念に基づき、国が不足する生活費を支給ことによって、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立して生活することができるように支援するための制度です。

主要項目


静岡県熱海市の概要

熱海市は、静岡県東部に位置する人口約3万人の市で、相模湾に面した風光明媚な土地です。市内をJR東海道新幹線や東海道本線、伊東線が通り、東京都心からのアクセスがよく、古くから熱海温泉の温泉街も発達していることから、リゾートマンションをはじめとする別荘が多いのが特色です。


静岡県熱海市の生活保護の手続

静岡県熱海市で生活保護を受けたい場合には、熱海市福祉事務所窓口で申請手続をすることが必要です。 申請後、ケースワーカーが生活保護法に基づく調査をした上で、おおむね2週間から1か月のうちに保護開始を決定します。 ただし、国の定める生活保護の基準に満たない場合には、生活保護が受けられない(申請が却下される)ことがあります。


熱海市福祉事務所の地図

熱海市福祉事務所
〒413-8550 静岡県静岡県熱海市中央町1番1号
電話番号:0557-86-6331
※ 代表番号の場合はオペレーターに「生活保護担当」と告げてください。

静岡県熱海市の生活保護の支給金額

静岡県熱海市は「2級地-1」と定められています。 保護費は自治体ごとに定められた級地と、世帯の人数、家族それぞれの年齢などによって異なります


たとえば、静岡県熱海市75歳の単身世帯の場合、

などからなる基本的な日常生活費をまかなうための「生活扶助」と、
住居の家賃や間代、地代、補修費用などに充てるための「住宅扶助」
とをあわせた保護費の金額は、次の表のように計算します。


静岡県熱海市在住 75歳の単身世帯の生活保護費
区分1か月当たりの基準額
生活扶助基準額(第1類)年齢別:75歳以上 37,100円×逓減率1.00
基準額(第2類)世帯人員:1人 27,790円
特例加算1,000円
経過的加算0円
住宅扶助静岡県2級地37,000円
102,890円

※ この支給金額の表は令和5年10月1日改正の生活保護の基準をもとにしています。

※ 単身世帯で床面積15平方メートル以下の場合や特別基準額が適用される場合(通常の1.3倍までの範囲で増額)には、住宅扶助の限度額が上記の表とは異なります。


これらに加えて、

などがあります。


よりくわしくは次のページを参照してください。

2級地-1の生活扶助基準額 令和5年10月1日から新しい生活保護の基準が適用されます。……基準には級地による金額の違いが設けられており、2級地-1の場合は次のとおりです。

※ 実際にもらえる金額はさまざまな例外によって上記の表よりもさらに複雑ですので、くわしくは福祉事務所にお問い合わせください。


生活保護の申請後に行われる調査

生活保護の申請をすると、保護の決定のためにさまざまな調査が行われます。これには生活状況を把握するための実地調査(家庭訪問)、預貯金や不動産等の資産調査、扶養義務者による扶養可否の調査、年金等の社会保障給付や就労収入等の調査、就労可能性の調査等が挙げられます。