全国の生活保護


長野県長野市の生活保護

生活保護とは、自分たちの能力や資産などを活用し、あらゆる手をつくしてもなお生活ができない場合に、憲法に定める最低限度の生活を保障するとともに、自立した生活が送れるように支援することを目的とした制度です。


主要項目


長野県長野市の概要

長野市は、長野県の北部にある人口およそ36万人の都市で、長野県の県庁所在地となっています。古くから善光寺の門前町として栄え、江戸時代には松代藩真田家10万石の城下町も整備されました。市内にはJR北陸新幹線はじめ、しなの鉄道線、長野電鉄長野線や上信越自動車道などが走り、交通インフラに恵まれています。善光寺のほか松代城跡、川中島古戦場、戸隠神社などの観光スポットも多くみられます。


長野県長野市の生活保護の手続

長野県長野市で生活保護を受けたい場合には、長野市福祉事務所窓口で申請手続をすることが必要です。 申請後、ケースワーカーが生活保護法に基づく調査をした上で、おおむね2週間から1か月のうちに保護開始を決定します。 ただし、国の定める生活保護の基準に満たない場合には、生活保護が受けられない(申請が却下される)ことがあります。


長野市福祉事務所の地図

長野市福祉事務所
〒380-8512 長野県長野県長野市鶴賀緑町1613
電話番号:026-226-4911
※ 代表番号の場合はオペレーターに「生活保護担当」と告げてください。

長野県長野市の生活保護の支給金額

長野県長野市は「2級地-1」と定められています。 保護費は自治体ごとに定められた級地と、世帯の人数、家族それぞれの年齢などによって異なります


たとえば、長野県長野市61歳の単身世帯の場合、

などからなる基本的な日常生活費をまかなうための「生活扶助」と、
住居の家賃や間代、地代、補修費用などに充てるための「住宅扶助」
とをあわせた保護費の金額は、次の表のように計算します。


長野県長野市在住 61歳の単身世帯の生活保護費
区分1か月当たりの基準額
生活扶助基準額(第1類)年齢別:60~64歳 43,640円×逓減率1.00
基準額(第2類)世帯人員:1人 27,790円
特例加算1,000円
経過的加算0円
住宅扶助中核市(長野市)36,000円 [注意]
108,430円

※ この支給金額の表は令和5年10月1日改正の生活保護の基準をもとにしています。

※ 単身世帯で床面積15平方メートル以下の場合や特別基準額が適用される場合(通常の1.3倍までの範囲で増額には、住宅扶助の限度額が上記の表とは異なります。


これらに加えて、

などがあります。


よりくわしくは次のページを参照してください。

2級地-1の生活扶助基準額 令和5年10月1日から新しい生活保護の基準が適用されます。……基準には級地による金額の違いが設けられており、2級地-1の場合は次のとおりです。

※ 実際にもらえる金額はさまざまな例外によって上記の表よりもさらに複雑ですので、くわしくは福祉事務所にお問い合わせください。


自動車をもっている人の生活保護

生活保護は収入や資産がない人を公的にサポートするための制度です。したがって、もしも自動車のような高額な資産を保有している場合には、生活保護を受ける前に売却処分をして、その利益を生活の維持のために活用するのが原則となっています。ただし、心身の障害のために通勤や通院に自動車が必要であるなどの特別な事情がある場合には、自動車の保有が認められることもあります。