全国の生活保護


東京都渋谷区の生活保護

生活保護とは、その収入が国が定める最低生活費に満たない世帯に対して、不足する額を保護費として支給し、健康で文化的な最低限度の生活を保障するための制度です。


主要項目


東京都渋谷区の概要

東京都渋谷区は、東京都の区部のうちでも西部に位置する、人口およそ24万人の自治体です。JR線や東京メトロ、都営地下鉄、京王電鉄、東急電鉄、小田急電鉄の各線が乗り入れるターミナル駅の渋谷駅を中心に、新宿・池袋とともに東京新都心の一つを形成しています。渋谷や原宿は若者の街として人気があるほか、東海大学や國學院大學などの大学キャンパスも多く集まっています。また、区内には明治神宮や代々木公園などの大規模な公園・緑地も存在します。


東京都渋谷区の生活保護の手続

東京都渋谷区で生活保護を受けたい場合には、渋谷区福祉事務所窓口で申請手続をすることが必要です。 申請後、ケースワーカーが生活保護法に基づく調査をした上で、おおむね2週間から1か月のうちに保護開始を決定します。 ただし、国の定める生活保護の基準に満たない場合には、生活保護が受けられない(申請が却下される)ことがあります。


渋谷区福祉事務所の地図

渋谷区福祉事務所
〒150-0041 東京都渋谷区神南1-8-6
電話番号:03-3463-2042
※ 代表番号の場合はオペレーターに「生活保護担当」と告げてください。

東京都渋谷区の生活保護の支給金額

東京都渋谷区は「1級地-1」と定められています。 保護費は自治体ごとに定められた級地と、世帯の人数、家族それぞれの年齢などによって異なります


たとえば、東京都渋谷区38歳の単身世帯の場合、

などからなる基本的な日常生活費をまかなうための「生活扶助」と、
住居の家賃や間代、地代、補修費用などに充てるための「住宅扶助」
とをあわせた保護費の金額は、次の表のように計算します。


東京都渋谷区在住 38歳の単身世帯の生活保護費
区分1か月当たりの基準額
生活扶助基準額(第1類)年齢別:20~40歳 46,930円 ×逓減率1.00
基準額(第2類)世帯人員:1人 27,790円
特例加算1,000円
経過的加算700円
住宅扶助東京都1級地53,700円 [注意]
130,120円

※ この支給金額の表は令和5年10月1日改正の生活保護の基準をもとにしています。

※ 単身世帯で床面積15平方メートル以下の場合や特別基準額が適用される場合(通常の1.3倍までの範囲で増額には、住宅扶助の限度額が上記の表とは異なります。


これらに加えて、

などがあります。


よりくわしくは次のページを参照してください。

1級地-1の生活扶助基準額 令和5年10月1日から新しい生活保護の基準が適用されます。……基準には級地による金額の違いが設けられており、1級地-1の場合は次のとおりです。

※ 実際にもらえる金額はさまざまな例外によって上記の表よりもさらに複雑ですので、くわしくは福祉事務所にお問い合わせください。


生活保護の介護扶助とは

介護扶助は、介護保険法による介護サービスについて、介護保険の被保険者の場合には介護費用の1割分を、被保険者以外の場合には介護費用の全額を、それぞれ公費で負担するものです。ただし、他の法令等による給付がある場合にはその給付を優先します。