全国の生活保護


埼玉県和光市の生活保護

生活保護とは、病気や身体の障害などのために自分の力だけでは生活ができなくなった人に対して、その困窮の程度に応じて経済的な援助を行うとともに、自分の力で生活できるようにサポートするための制度です。


主要項目


埼玉県和光市の概要

埼玉県和光市は、埼玉県の南東部にある人口およそ8万人ほどの都市で、東京都板橋区・練馬区と隣接しています。江戸時代には川越街道の宿場町として白子宿が栄えましたが、昭和9年(1934)に現在の和光市駅に当たる東武鉄道の新倉駅が開業し、軍需工場などが進出するに及んで、にぎわいの中心は駅周辺へと遷移しました。戦後は本田技研工業が大和工場を開設したことにより工業都市として成長し、米軍キャンプ・ドレイクの返還により理化学研究所が東京から移転したことなどを契機にますます発展を遂げました。特に高度経済成長期には東京都心から20キロメートル圏のベッドタウンとして宅地開発が進み人口が増加しています。市内の観光名所としては和光樹林公園や新倉ふるさと民家園があります。


埼玉県和光市の生活保護の手続

埼玉県和光市で生活保護を受けたい場合には、和光市福祉事務所窓口で申請手続をすることが必要です。 申請後、ケースワーカーが生活保護法に基づく調査をした上で、おおむね2週間から1か月のうちに保護開始を決定します。 ただし、国の定める生活保護の基準に満たない場合には、生活保護が受けられない(申請が却下される)ことがあります。


和光市福祉事務所の地図

和光市福祉事務所
〒351-0192 埼玉県和光市広沢1-5
電話番号:048-464-1111
※ 代表番号の場合はオペレーターに「生活保護担当」と告げてください。

埼玉県和光市の生活保護の支給金額

埼玉県和光市は「1級地-2」と定められています。 保護費は自治体ごとに定められた級地と、世帯の人数、家族それぞれの年齢などによって異なります


たとえば、埼玉県和光市42歳の単身世帯の場合、

などからなる基本的な日常生活費をまかなうための「生活扶助」と、
住居の家賃や間代、地代、補修費用などに充てるための「住宅扶助」
とをあわせた保護費の金額は、次の表のように計算します。


埼玉県和光市在住 42歳の単身世帯の生活保護費
区分1か月当たりの基準額
生活扶助基準額(第1類)年齢別:41~59歳 45,520円 ×逓減率1.00
基準額(第2類)世帯人員:1人 27,790円
特例加算1,000円
経過的加算0円
住宅扶助埼玉県1級地47,700円 [注意]
122,010円

※ この支給金額の表は令和5年10月1日改正の生活保護の基準をもとにしています。

※ 単身世帯で床面積15平方メートル以下の場合や特別基準額が適用される場合(通常の1.3倍までの範囲で増額には、住宅扶助の限度額が上記の表とは異なります。


これらに加えて、

などがあります。


よりくわしくは次のページを参照してください。

1級地-2の生活扶助基準額 令和5年10月1日から新しい生活保護の基準が適用されます。……基準には級地による金額の違いが設けられており、1級地-2の場合は次のとおりです。

※ 実際にもらえる金額はさまざまな例外によって上記の表よりもさらに複雑ですので、くわしくは福祉事務所にお問い合わせください。


生活保護の種類について

生活保護は大きく分けて8つの扶助からなっています。 このうち「生活扶助」は、衣食や光熱水費などの日常生活に必要な費用ですが、義務教育に必要な学用品代・給食費などの費用は「教育扶助」で、家賃・地代や住宅の修理費などの費用は 「住宅扶助」で、病気やけがをした場合の医療に必要な費用は「医療扶助」でまかなわれます。