全国の生活保護


埼玉県狭山市の生活保護


生活保護とは、生活に困窮する人に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長することを目的とした制度です。

主要項目


埼玉県狭山市の概要

狭山市は、埼玉県の南部にある人口およそ15万人の都市です。市内を入間川が流れ、中央には西武新宿線、西側に西部池袋線が走ります。高度経済成長期には狭山台団地に代表される東京のベッドタウン化が進みました。また、川越狭山工業団地では昭和39年(1964)に本田技研工業の狭山工場が誕生(閉鎖予定)し、以後は企業城下町として発展しました。隣接の入間市にまたがる航空自衛隊入間基地の所在自治体でもあります。智光山公園や稲荷山公園が花の名所として親しまれているほか、狭山茶は宇治茶、静岡茶とともに「日本三大茶」として有名です。


埼玉県狭山市の生活保護の手続

埼玉県狭山市で生活保護を受けたい場合には、狭山市福祉事務所窓口で申請手続をすることが必要です。 申請後、ケースワーカーが生活保護法に基づく調査をした上で、おおむね2週間から1か月のうちに保護開始を決定します。 ただし、国の定める生活保護の基準に満たない場合には、生活保護が受けられない(申請が却下される)ことがあります。


狭山市福祉事務所の地図

狭山市福祉事務所
〒350-1380 埼玉県狭山市入間川1-23-5
電話番号:04-2953-1111
※ 代表番号の場合はオペレーターに「生活保護担当」と告げてください。

埼玉県狭山市の生活保護の支給金額

埼玉県狭山市は「2級地-1」と定められています。 保護費は自治体ごとに定められた級地と、世帯の人数、家族それぞれの年齢などによって異なります


たとえば、埼玉県狭山市23歳の単身世帯の場合、

などからなる基本的な日常生活費をまかなうための「生活扶助」と、
住居の家賃や間代、地代、補修費用などに充てるための「住宅扶助」
とをあわせた保護費の金額は、次の表のように計算します。


埼玉県狭山市在住 23歳の単身世帯の生活保護費
区分1か月当たりの基準額
生活扶助基準額(第1類)年齢別:20~40歳 43,640円×逓減率1.00
基準額(第2類)世帯人員:1人 27,790円
特例加算1,000円
経過的加算0円
住宅扶助埼玉県2級地43,000円
115,430円

※ この支給金額の表は令和5年10月1日改正の生活保護の基準をもとにしています。

※ 単身世帯で床面積15平方メートル以下の場合や特別基準額が適用される場合(通常の1.3倍までの範囲で増額)には、住宅扶助の限度額が上記の表とは異なります。


これらに加えて、

などがあります。


よりくわしくは次のページを参照してください。

2級地-1の生活扶助基準額 令和5年10月1日から新しい生活保護の基準が適用されます。……基準には級地による金額の違いが設けられており、2級地-1の場合は次のとおりです。

※ 実際にもらえる金額はさまざまな例外によって上記の表よりもさらに複雑ですので、くわしくは福祉事務所にお問い合わせください。


無料低額宿泊所とは

無料低額宿泊所とは、生活困窮者のために、無料又は低額な料金で簡易住宅を貸し付けたり、宿泊所その他の施設を利用させる事業のことであり、社会福祉法の第2種社会福祉事業として位置付けられています。無料低額宿泊所には、宿所を提供する以外にも、あわせて食事を提供したり、入居者への相談対応や就労指導などのサービスを提供するものがあります。