全国の生活保護


福島県いわき市の生活保護

生活保護とは、日本国憲法で定める健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立の助長を目的として設けられた制度をいいます。


主要項目


福島県いわき市の概要

福島県いわき市は、福島県の浜通り、太平洋に面する都市で、南は茨城県に接しています。いわき市は昭和41年(1966年)の大規模な市町村合併により成立し、その面積はおよそ1,200平方キロメートルと、かつては日本一の面積(現在は岐阜県高山市)を誇っていました。人口も33万人規模で福島県内では第一の都市です。いわき市は豊かな自然が特色であり、小名浜港では新鮮な魚介類を楽しめるほか、詩人の草野心平が命名した背戸峨廊など夏井川渓谷の山紫水明の美も見どころとなっています。ほかにもスパリゾートハワイアンズ、アクアマリンふくしま、白水阿弥陀堂、塩屋埼灯台などの観光スポットに恵まれています。


福島県いわき市の生活保護の手続

福島県いわき市で生活保護を受けたい場合には、福祉事務所窓口で申請手続をすることが必要です。 申請後、ケースワーカーが生活保護法に基づく調査をした上で、おおむね2週間から1か月のうちに保護開始を決定します。 ただし、国の定める生活保護の基準に満たない場合には、生活保護が受けられない(申請が却下される)ことがあります。


福島県いわき市の福祉事務所の所在地と連絡先電話番号

名称所在地連絡先電話番号
いわき市平地区保健福祉センター福島県いわき市平梅本210246-22-7459
いわき市小名浜地区保健福祉センター福島県いわき市小名浜花畑町34-20246-54-2111
いわき市勿来・田人地区保健福祉センター福島県いわき市錦町大島10246-63-2111
いわき市常磐・遠野地区保健福祉センター福島県いわき市常磐湯本町吹谷76-10246-43-2111
いわき市内郷・好間・三和地区保健福祉センター福島県いわき市内郷高坂町四方木田1910246-27-8693
いわき市四倉・久之浜大久地区保健福祉センター福島県いわき市四倉町西四丁目11-30246-32-2114
いわき市小川・川前地区保健福祉センター福島県いわき市小川町高萩下川原150246-83-1329

※ 電話番号が代表番号の場合には、オペレーターに「生活保護担当」と告げてください。


福島県いわき市の生活保護の支給金額

福島県いわき市は「3級地-1」と定められています。 保護費は自治体ごとに定められた級地と、世帯の人数、家族それぞれの年齢などによって異なります


たとえば、福島県いわき市35歳の単身世帯の場合、

などからなる基本的な日常生活費をまかなうための「生活扶助」と、
住居の家賃や間代、地代、補修費用などに充てるための「住宅扶助」
とをあわせた保護費の金額は、次の表のように計算します。


福島県いわき市在住 35歳の単身世帯の生活保護費
区分1か月当たりの基準額
生活扶助基準額(第1類)年齢別:20~40歳 41,290円×逓減率1.00
基準額(第2類)世帯人員:1人 27,790円
特例加算1,000円
経過的加算0円
住宅扶助中核市(いわき市)35,000円 [注意]
105,080円

※ この支給金額の表は令和5年10月1日改正の生活保護の基準をもとにしています。

※ 単身世帯で床面積15平方メートル以下の場合や特別基準額が適用される場合(通常の1.3倍までの範囲で増額には、住宅扶助の限度額が上記の表とは異なります。


これらに加えて、

などがあります。


よりくわしくは次のページを参照してください。

3級地-1の生活扶助基準額 令和5年10月1日から新しい生活保護の基準が適用されます。……基準には級地による金額の違いが設けられており、3級地-1の場合は次のとおりです。

※ 実際にもらえる金額はさまざまな例外によって上記の表よりもさらに複雑ですので、くわしくは福祉事務所にお問い合わせください。


交通事故の医療費について

生活保護受給中に交通事故の被害者となって入院した場合の医療費については、原則的に加害者本人か加害者が加入している自動車保険から支払われることになるため、生活保護の医療扶助は適用されません。慰謝料などの名目で別に損害賠償金をもらった場合には、支給した保護費に対する返還金として、福祉事務所に返還することになります。