全国の生活保護


青森県八戸市の生活保護


生活保護とは、生活に困窮する人に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長することを目的とした制度です。

主要項目


青森県八戸市の概要

八戸市は、青森県の南東部にある人口およそ22万人の都市です。この地には南北朝時代に南部師行によって根城が築かれ、江戸時代にも現在の三八城公園に八戸藩の藩庁が置かれ、城下町の整備が進みました。重要港湾八戸港の周辺には工業地帯が形成されており、北東北随一の工業都市となっています。JR東北新幹線及び八戸線、青い森鉄道線、八戸臨海鉄道線、八戸自動車道、八戸久慈自動車道、百石道路などの交通インフラも充実しています。市内には蕪島、種差海岸、是川縄文館、八戸屋台村みろく横丁、櫛引八幡宮などの観光スポットがあります。


青森県八戸市の生活保護の手続

青森県八戸市で生活保護を受けたい場合には、八戸市福祉事務所窓口で申請手続をすることが必要です。 申請後、ケースワーカーが生活保護法に基づく調査をした上で、おおむね2週間から1か月のうちに保護開始を決定します。 ただし、国の定める生活保護の基準に満たない場合には、生活保護が受けられない(申請が却下される)ことがあります。


八戸市福祉事務所の地図

八戸市福祉事務所
〒031-8686 青森県青森県八戸市内丸1丁目1-1
電話番号:0178-43-2111
※ 代表番号の場合はオペレーターに「生活保護担当」と告げてください。

青森県八戸市の生活保護の支給金額

青森県八戸市は「3級地-1」と定められています。 保護費は自治体ごとに定められた級地と、世帯の人数、家族それぞれの年齢などによって異なります


たとえば、青森県八戸市52歳の単身世帯の場合、

などからなる基本的な日常生活費をまかなうための「生活扶助」と、
住居の家賃や間代、地代、補修費用などに充てるための「住宅扶助」
とをあわせた保護費の金額は、次の表のように計算します。


青森県八戸市在住 52歳の単身世帯の生活保護費
区分1か月当たりの基準額
生活扶助基準額(第1類)年齢別:41~59歳 41,290円×逓減率1.00
基準額(第2類)世帯人員:1人 27,790円
特例加算1,000円
経過的加算0円
住宅扶助中核市(八戸市)30,000円
100,080円

※ この支給金額の表は令和5年10月1日改正の生活保護の基準をもとにしています。

※ 単身世帯で床面積15平方メートル以下の場合や特別基準額が適用される場合(通常の1.3倍までの範囲で増額)には、住宅扶助の限度額が上記の表とは異なります。


これらに加えて、

などがあります。


よりくわしくは次のページを参照してください。

3級地-1の生活扶助基準額 令和5年10月1日から新しい生活保護の基準が適用されます。……基準には級地による金額の違いが設けられており、3級地-1の場合は次のとおりです。

※ 実際にもらえる金額はさまざまな例外によって上記の表よりもさらに複雑ですので、くわしくは福祉事務所にお問い合わせください。


扶養親族への調査について

生活保護の申請をすると、各種の審査を経て支給を開始するかどうかが決定されます。扶養義務者(親族)の扶養は生活保護に優先するとされているため、この過程で扶養義務者への調査も行われるのがふつうです。ただし、すべての扶養義務者について調査するわけではなく、たとえば扶養義務者がDV(ドメスティック・バイオレンス:家庭内暴力)の加害者である場合、扶養義務者が施設入所又は長期入院している場合、扶養義務者と一定期間(おおむね10年程度)音信不通の場合などには、調査を行わないこともあります。