全国の児童相談所


宮崎県中央児童相談所


宮崎県中央児童相談所は、宮崎県が設置する児童相談所です。
児童相談所とは、児童福祉法第12条に定められている機関であって、18歳未満の子供に関して、専門的な知識や技術を必要とするさまざまな問題についての相談に応じています。
児童相談所への相談は、子供本人、家族、親戚、学校・保育所の先生など、誰からでも秘密厳守で受け付けています。
また、相談や検査、一時保護などにかかる費用は、基本的に無料となっています。




特別養子縁組制度の見直し

「特別養子縁組」は、何らかの事情で実親のもとで育てられなくなった子供が、新しい家庭環境のもとで養育を受けられるようにすることを目的に設けられた民法上の制度です。
この制度は一般的な「普通養子縁組」とは異なり、裁判所に申し立てて審判を受けた上で適用され、子供の年齢も6歳未満と制限されていたため、実際の利用状況は低調となっていました。
そこで特別養子縁組制度の利用促進を図るための取組が政府の諮問機関である法制審議会の分科会で審議され、対象年齢を原則として15歳未満にまで引き上げる改正が行われることとなりました。


オレンジリボン運動とは

「オレンジリボン運動」とは、児童虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広めることで、児童虐待をなくすことを呼びかけるための市民運動です。
2004年、栃木県小山市の4歳と3歳の幼い兄弟が、兄弟の父親との主従関係に逆らえずにこの兄弟の世話を押し付けられていた知人男性によって、思川に生きたまま投げ捨てられて殺害された事件がきっかけとなっています。
この運動は現在、総合窓口である認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワークをはじめとして、全国の趣旨に賛同する多くの人々によって担われています。


宮崎県中央児童相談所へのアクセス


名称宮崎県中央児童相談所
[注] リンクのURLをクリックすると公式ホームページにジャンプします。
所在地〒880-0032
宮崎県宮崎市霧島1-1-2
電話番号0985-26-1551
備考この児童相談所には一時保護所が設置されています。
※ 備考欄の「一時保護所」とは、児童虐待・置き去り・非行などの理由がある子どもを一時的に保護する施設を指します。保護者による子どもの連れ去りなどを防止するため、通常「一時保護所」の場所は非公開で、児童相談所そのものの位置とは必ずしも一致しません。